- 2014-02-10 (月) 1:13
- MS-DOS
ツールによってはファイルにBOMが付いているかどうかによって内容を読めないことがあります。
読めない場合はエディタ等でBOMの追加/削除をすることになりますが、対象ファイルが大量にある場合は1つずつ手で書き換えていくのは非常に面倒なので、一括変換するためのbatファイルがあると幸せになれるかも知れません。
そこで、今回はBOMの追加/削除を実現するコマンドを紹介します。
MS-DOSのコマンドだけでこの機能を実現するのは(おそらく)不可能なため、uconvというツールを使用します。
uconvをダウンロード
以下のサイトからuconvのバイナリをダウンロードします。
http://site.icu-project.org/download
いくつかバージョンがありますが、出来るだけ最新の安定しているものを選択しましょう。
該当バージョンの「Release」欄をクリックするとバージョンに対応したダウンロードページに移動します。
「Binary Download」と記述された部分から環境に応じたファイルをダウンロードします。
「Win32」および「Win64」という文字が含まれているものがWindows用のバイナリです。
ダウンロードが完了したら解凍して「bin」フォルダを適当なディレクトリに格納します。
コマンドラインから毎回パスを指定するのが面倒な場合は環境変数でパスが通るようにしておきましょう。
BOMを追加
BOMを追加するコマンド。
uconv -f utf-8 -t utf-8 --add-signature [BOMなしファイル] > [BOMありファイル]
BOMを削除
BOMを削除するコマンド。
uconv -f utf-8 -t utf-8 --remove-signature [BOMありファイル] > [BOMなしファイル]
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